ホーローのお風呂

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鋳物ホーローのお風呂ーその魅力

2022/05/29

鋳物ホーロー浴槽の魅力(タカラスタンダード)

先日、横浜市のお客様に、ホーローのお風呂を導入しました。お風呂の材質も色々ありますが、皆さんはホーローのお風呂についてどのような印象をお持ちでしょうか。

最も一般的に売れている FRP(繊維強化プラスチック)のほか、高級ラインの人工大理石(これもプラスチック)、昔よく見かけたステンレスくらいが今市場で見かけるものかとおもいます。

ホーロー浴槽も以前は聞いたことあるけど、大手のバスユニットメーカーから勧められることもないし、よく知らないなぁ・・・という方も多いのではないでしょうか。

生産に人手がかかり、価格も安くできない、経営効率の低いホーロー浴槽の取り扱いからは各社撤退し、現在大手ではタカラスタンダードさんのみが生産している状況になっています。(ほかにも中堅どころでは広島の大和重工株式会社さんも作ってます)

かつては複数社取り扱っていたホーローも、量産しやすいプラスチックの浴槽が台頭してくると、徐々に影を潜めてきていますが、その魅力はいまだに高いものがあります。

今回は施主さんの感想なども交えて、ホーローのお風呂の魅力をお伝えします。

まずは、どれほど生産に手間がかかっているか、以下のタカラスタンダードさんのHPにある動画をご覧ください。

どうです?手間の掛け方が尋常じゃなかったでしょう?

こんなに手間がかかっても、未だに浴槽の王様として愛されているには、理由があるのです。

体をぽかぽかに温める力と、浴槽の保温性

~各画像はタカラスタンダードさんのHPより抜粋~

「なぜか身体が短い時間でぽかぽかになるんです。ぬるめのお湯でも、身体の芯が温まるため、お風呂上りに寒さを感じなくなりました。」と施主さん。

鋳物ホーローの浴槽の重さは100㎏を超えています。温もりはお湯だけでなく、しっかりした厚みのある鉄に蓄熱されているため、鉄から発される熱放射(遠赤外線)によりが体の芯を直接温めます。

施主様のご家族の入浴時間は18時過ぎ。お父さんの帰宅時間22時時頃になったとしても、冬以外は追い炊きなしで入浴できるほど、保温性が高いとのこと。

追い炊きにかかるガス代も節約でき、消費エネルギーの抑制や脱炭素を見据えても、時代に合う性能と言えるでしょう。。

綺麗が続く材質、ホーロー

~各画像はタカラスタンダードさんのHPより抜粋~

実際は、日々の掃除はマイクロファイバーのクロスで浴槽を擦るだけ。月に1度ほど洗剤使ってのお手入れで十分清潔さを保てます。

直接触れる浴槽表面の滑らかさが、清潔感を感じさせてくれています。

タカラスタンダードのHPでも、油性ペンで書いた文字を、水だけで洗い流すシーンが多くありますが、施主さんのご自宅では、まだやったことはないそうです。(笑)

ホーローの壁

ホーローの壁は磁石が付くため、写真のように、マグネット式壁掛けアイテムを使うことで、どこでも自由に収納ができるのがとても便利です。

外したり、ずらしたりが自由自在なので、掃除もやりやすく清潔です。

色々魅力をお伝えしてきましたが、ホーローのお風呂、本当にお勧めです。

FRPや人工大理石と比べても寿命も長いため、良いものを長く使いたい人には、選択肢として入ってくると思います。ぜひ検討してみて下さい。