横浜市緑区A様邸 ソーラー給湯機設置

お問い合わせはこちら

ブログ

太陽熱温水器の設置

2020/06/25

太陽熱温水器

ソーラーエネルギーというと、太陽光発電を連想しがちですが、今回は太陽熱温水器の設置のお話です。 ソーラー発電と比べてエネルギー効率が高く、設置費用も安価なので、エコと家計の両面で、お勧めしない理由がないシステムです。 興味のある方は是非お問い合わせください。

配管図から見る仕組み

太陽熱温水器 タンク分離型

今回設置したのは、日本エコル社(広島)の「分離型強制循環熱交換式プレミアム」という商品。

https://jp-ecol.com/archives/product/tndwtop

屋根の上で太陽熱により熱した水(不凍液)をポンプで循環させ、地上にあるタンクに貯めた水道水を温める仕組みです。

屋根の上の集熱器とタンクが一体型のモデルのほうがコスパがいいのですが、今回は屋根の景観を重視する施主様の意向により、この商品を選択しました。

図は今回の工事にあたり作成した配管図です。色々な検証を経て緊急時も万全な配管となっております。

各ユニットの設置

真空管集熱器

オイルショック後の70~80年代に一気に導入が進んだ太陽熱温水器は一般的に「平板型」と呼ばれるもの。西の本では瓦屋根の上に設置された景色がよく見かけられましたが、それと比べるとこの「真空管型」はおよそ1.5倍の集熱効率に加え、放熱により温度低下があまりないという特徴を持つため、冬でも晴れれば50度近い温水が期待できるといわれています。

太陽熱温水器のメリットなどはこちらをご覧ください。(日本エコルさんのHPより)

https://jp-ecol.com/merit/profit

 

貯湯タンク

貯湯タンクは300ℓのもの 屋根から降りてきた熱い不凍液の熱が伝達され、このタンクにお湯が貯蔵されます。

ポンプステーション

不凍液ラインの心臓部である「ポンプステーション」。 熱を伝える役割を終えた不凍液はこの「ポンプステーション」へ戻り、熱源の太陽へ向かって再びここから送り出されます。

制御盤

屋根の上の不凍液の温度、タンクの中の水道水の温度を、温度センサーを通じて収集し、集熱器の温度が上がるとポンプを動かすなどの制御を自動で行う制御盤です。システムのブレーンを司っています。